九星気学②

傾斜法

傾斜法とは、自分の生まれた年の星の本命星と、生まれた月の月命星を中心として見ていく占法です。月命星の月盤上で、本命星がどの方位のどの宮に回座しているかで、見ていきます。例えば、北西なら乾宮・南なら離宮に位置しているとみます。

ようするに生まれ年を生まれ月から逆さに見る為に、逆法とは言わないで傾斜法と呼んでいます。

 故安倍晋三総裁   1954年9月21日  午年

            本命星 一白水星   月命星 一白水星

月命星

957
813
462

一白の月命星の中で、本命星は中宮に回座しています。このことを中宮傾斜と呼んでいます。

中宮傾斜の方の性格

何事にも変化苦労がつきまといます。良い時は断然良いが、悪くなると苦労の連続ということになり易い。

性格は、温順・温厚で才知に優れ思考力が強いタイプであります。肉親や配偶者に縁が薄く、住所や職業も変わりやすい。気は小さい方で引っ込み思案の所はあるが、中年から徐々に運勢が開き、晩年には大成する運気を持っています。

今回、再び総理の座に返り咲いた安部さんは、晩年に非常に強い運気を持っておられる事が読み取れます。

九星気学①

気学と由来

気学とは、故園田真次郎氏(1876~1961)によって、命名されたもので、当時、園田氏と共として研究していた飯田天涯氏は、方位学という名称を用いていたようであります。

方位学には、次の四大部門が含まれています。

  • 性運学:歳月の推移によって出生する人の性格運命を研究する分野
  • 方鑑学:日常生活の行動に関して、方向を選んで目的達成をはかる研究
  • 家相学:住宅・店舗・工場などの構造と、人の運命との関係を研究
  • 流年学:時の推移による運勢・活動力の盛衰を研究

以上の四つに総称として名付けられた「方位学」は、太陽と地球との方位関係に基づく人間運気の色々な関係性として定義しているのでありますが、園田氏が呼称していた「気学」も飯田氏の「方位学」も、内容は全く同じものであります。

そて、「気学」とは、空気の学問というような印象としてとらえることが出来ますが、太陽と地球との間、すなわち宇宙には大気が充満していますが、この大気は陰陽五行・十干・十二支・九星の支配を受けていると考えます。

そして、人がこの世に生をうけて、生活をして声を上げると、その瞬間に微量に大気を吸い込み、その人の身体(肺臓)に吸い込まれ気が保たれる。また、家屋を建築すれば、大気の一部がその大気の一部がその家屋にこもることとなるようになり、気が保たれるようになる。

この様な、人間や家屋に保たれる気は、年月日時の陰陽五行の支配を受けるものであります。人間や家屋に保たれる気と、宇宙の大気との関係を、陰陽五行の法則の法則に従って研究するところから、空気の学問、保気の学問という意味から、園田氏が「気学」と命名されたようです。

「気学」と呼ばれる以前は、天海大僧正による天源術のほか、天源淘宮術・開運淘宮術・遁甲八門・陰陽学・干支術・九星術・方位学・・・・など、時代に即して呼ばれていました。

占い人口は、増えてる?

占いをする人の人口は増えているか、Feloに聞いてみました。

以下の通りの内容でした。このまま転記します。

近年、占いに対する関心が高まっていることが多くの調査で示されています。特に、若い世代、特にZ世代においてその傾向が顕著です。占いへの関心の高まりZ世代の関心: 2025年の調査によると、Z世代の34.5%が「5年前よりも占いへの関心が高まった」と回答しており、これはX世代の約2.3倍の割合です。この世代は、特にお金や恋愛に関する意思決定の後押しとして占いを利用する傾向があります。コロナ禍の影響: コロナ禍において、将来への不安から占いに頼る人が増えたとされています。特に、オンライン占いの需要が急増し、若年層からの利用が顕著に増加しています。例えば、LINEの調査では、2020年から2021年にかけて有料ユーザー数が53%増加したことが報告されています。メディアの影響: テレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』の放送開始以降、占いに対する関心が急上昇しました。この番組は、特に若い女性の間で人気を博し、占いのブームを加速させた要因とされています。占い市場の成長占い市場は現在約1兆円規模に達しており、特にオンラインサービスの普及がその成長を支えています。多くの人々が「気軽に相談できない悩み」を抱えており、その解決手段として占いを選ぶケースが増えています。このように、占いに対する関心は確実に増加しており、特に若い世代においてその傾向が顕著です。占いは単なる娯楽としてだけでなく、人生の重要な決断をサポートする手段としても利用されていることがわかります。

以上の内容でありましたが、にわか鑑定士が増えていることも確かなので、しっかりとした占術をもってアドバイスをする必要があると思う。

占い・東洋思想の再評価

「流れ」を取り戻す時代の静かな潮流

現代は、情報が飽和し、合理性や効率が極限まで追求された時代と言えます。
しかしその一方で、多くの人が「生き方の指針」を見失い、目に見えない不安を抱えているのもまた事実です。

このような背景の中、いま改めて注目されているのが、占い・東洋思想の世界です。


■ なぜ今、東洋思想なのか

西洋的な思考は「分析」や「合理」を得意とし、社会の発展に大きく寄与してきました。
しかし、それだけでは捉えきれない領域――

  • 人の運命の巡り
  • 心の揺らぎ
  • 目に見えない“気”の変化

これらに対して、東洋思想は古来より**「調和」や「循環」**という視点で向き合ってきました。

とりわけ、陰陽五行に代表される思想は、
物事を「良い・悪い」で断じるのではなく、
“流れの中の一現象”として捉える智慧を与えてくれます。


■ 「当てる占い」から「整える占い」へ

かつて占いは、「未来を当てるもの」として消費される傾向がありました。
しかし現在、その価値は大きく変わりつつあります。

今、求められているのは――

  • 自分の状態を知る
  • 流れの中での立ち位置を理解する
  • 無理なく整える方向を見出す

つまり、占いは人生を整えるための指針として再評価されているのです。

ここには、「当たる・当たらない」という次元を超えた、
より本質的な役割があります。


■ 不確実な時代にこそ必要な「流れの感覚」

現代社会は変化が激しく、予測が困難です。
その中で、固定された価値観や常識だけでは、かえって不安を増幅させてしまいます。

東洋思想はこう語ります。

「すべては移ろい、巡るものである」

この理解は、状況に一喜一憂するのではなく、
流れの中で最適な選択をする力を養います。


■ 結びに

占い・東洋思想の本質は、未来を断定することではありません。
それは、

「時を読み、己を知り、流れに調和するための学問」

です。

外に正解を求める時代から、
内なる指針を育てる時代へ。

その静かな転換の中で、
占術は再び本来の光を取り戻しつつあります。


ほんの少し視点を変えるだけで、
世界の見え方は驚くほど整ってまいります。

流れを知ることは、
すなわち――人生を整える第一歩に他なりません。

すべてを許すことはできるのか?

 答えは、無理に許さなくてもいい、です。
人は傷つき、悩み、時に心が追いつかないもの。

けれど——
許そうとするその心の動きこそが、すでに運の流れを変え始めています。

許すとは、相手のためではなく、
自らの心を解き放つための選択。

少しずつでいい。
その一歩が、人生を静かに整えていきます。

春から夏へ

桜の花びらが風に舞い終える頃、木々は静かに若葉をまとい、街の景色は淡い春色から、深みのある緑へと移ろってまいります。華やかに咲き誇っていた桜は葉桜となり、その足元では梅が小さな実を結び始めています。

ふと道端に目を向ければ、シバザクラが地面を彩るように咲き広がり、ハナミズキもまた空へ向かって優しく花を開いています。春の花々が次々と役目を終え、また新たな花が咲く――その移ろいの中に、季節が確かに歩みを進めていることを感じます。

気がつけば、日差しにも少しずつ力が加わり、風の匂いも変わってまいりました。朝夕はまだどこか涼しさを残しながらも、昼間には初夏を思わせる陽気の日が増えています。春は、まるで名残を惜しむようにゆっくりと去り、夏は遠くから足音を忍ばせながら近づいてきます。

季節の変わり目は、自然だけでなく人の心にも変化をもたらします。春に始めたことが芽を出し、少しずつ形になり始める頃です。梅が実を結ぶように、私たちの中にも、この春に蒔いた思いや努力が、静かに実り始めているのかもしれません。

もう間もなく訪れる夏。その前の、ほんのひととき。葉桜の緑、梅の実、シバザクラやハナミズキの彩りを楽しみながら、移りゆく季節の美しさを味わいたいものです。夏は突然やって来るようでいて、実はこうして、少しずつ静かに近づいているのです。

エイプリルフール

四月一日は、エイプリルフールです。

「嘘をついてもよい日」として知られていますが、本来は人を困らせたり傷つけたりするための日ではありません。少し笑ってしまうような、心を和ませる“優しい嘘”を楽しむ日といえるでしょう。

春は、寒さが去り、新しい年度が始まり、人の心も少しだけ軽くなる季節です。桜が咲き、風が柔らかくなり、冬の間に固くなっていた心も、ふっと緩みます。そんな春の入口にある四月一日に、エイプリルフールが置かれているのは、どこか意味深く感じられます。

東洋の運命学では、「言葉」は単なる音ではなく、運を動かす力を持つものと考えます。良い言葉を口にすれば、その言葉が気を呼び込み、悪い言葉を重ねれば、その気もまた自らに返ってきます。

ですから、今日という日は、悪い冗談や不安を煽る嘘ではなく、

「今年はきっと良い一年になる」

「思いがけない幸運がやってくる」

「あなたには素晴らしい未来が待っている」

そんな“叶ってほしい嘘”を口にしてみるのも良いかもしれません。

不思議なもので、人は何度も言葉にしたことに、少しずつ心が近づいていきます。最初は冗談のつもりだったことが、いつの間にか現実への第一歩になっていることもあります。まるで運命が、「そこまで言うなら、少し手を貸してみようか」と、そっと背中を押してくれるように。

四月一日。

今日は、ただ嘘をつく日ではなく、「未来を少し明るく言ってみる日」。

春風に乗せて、あなた自身に、ひとつ素敵な嘘を贈ってみてはいかがでしょうか。案外、運命はそういう“フライング発表”が好きなのです。

花見🌸

花見の由来と歴史 ― 春を愛でる日本人の心の系譜 ―

春の訪れとともに、桜の下に人々が集い、酒や歌を楽しむ「花見」は、日本文化を象徴する風習のひとつであります。その起源は古く、単なる娯楽にとどまらず、自然観や信仰と深く結びついたものでした。

■ 花見の起源 ― 梅から桜へ

花見の原型は、奈良時代にまで遡ります。この頃、観賞の対象は桜ではなく「梅」であり、中国・唐の文化の影響を受けた貴族たちが、梅を愛で詩歌を詠むことが主流でありました。

しかし、平安時代に入ると、日本独自の美意識が芽生え、「桜」へと主役が移り変わります。『古今和歌集』にも多く詠まれるように、桜は日本人の感性に深く響く存在となりました。

■ 桜と信仰 ― 豊穣の象徴

古来、桜は単なる観賞の対象ではなく、「田の神(たのかみ)」が宿る木と考えられておりました。春に山から里へ降りてくる神が桜に宿り、その開花が農作の始まりを告げるとされたのです。

花見はすなわち、神を迎え、豊作を祈る神事的な意味合いを持っていたといえましょう。桜の下で飲食を共にすることは、神と人との交流の場でもありました。

■ 貴族から庶民へ ― 花見の広がり

平安時代には、嵯峨天皇が桜の宴を催したことが記録に残っており、宮廷文化としての花見が確立されていきます。

その後、時代が下り江戸時代に入ると、花見は庶民の娯楽として大きく広がります。徳川幕府は各地に桜を植樹し、特に上野や隅田川沿いは花見の名所として賑わいました。

この頃には、現在のように飲食を楽しみながら桜を愛でる「宴会型花見」が定着し、春の風物詩として広く根付いていったのです。

■ 現代の花見 ― 変わらぬ本質

現代においても、花見は日本人の生活に深く根付いております。企業の行事や家族・友人との集いとしての側面が強くなりましたが、その根底には「自然の移ろいを愛でる心」が息づいています。

桜は満開の美しさとともに、散りゆく儚さをも象徴します。この「無常観」は、日本文化の精神性そのものであり、花見とはその美意識を体現する行為といえるでしょう。

■ 結び

花見とは、単なる春の行楽ではなく、自然と人との関係、そして時の流れを感じる日本人の精神文化の結晶であります。

咲いては散る桜の姿に、人生の縮図を重ねながら一献を傾ける――

そこにこそ、花見の本質的な魅力があるのではないでしょうか。

今年の春もまた、桜の下で静かにその意味を味わってみてはいかがでしょうか。

十干

十干(じっかん)とは、古代中国に起源をもつ時間・方位・万物の循環を表す基本体系であり、東洋占術(四柱推命・九星気学・暦法など)の根幹をなす重要な概念です。

「干」とは“幹(みき)”を意味し、物事の中心的な働きや本質を示します。

■ 十干の構成(10種類)

十干は次の10種から成ります。

五行 陽(兄)陰(弟) 読み

木  甲    乙  こう・おつ

火  丙    丁  へい・てい

土  戊    己  ぼ・き

金  庚    辛  こう・しん

水  壬    癸  じん・き

■ 五行との関係

十干は「木・火・土・金・水」の五行を、

さらに 陰と陽に分けたもの です。

陽(兄)=外向的・能動的・拡張的

陰(弟)=内向的・受容的・安定的

つまり、五行の働きをより細かく分類した体系といえます。

■ 自然界にたとえると

各干には象徴的な自然の姿があります。

甲:大樹(まっすぐ伸びる木)

乙:草花・つる植物

丙:太陽

丁:灯火・ろうそく

戊:山・大地 己:田畑・柔らかい土

庚:鉱石・刀

辛:宝石・精製金属

壬:大河・海

癸:雨・露

■ 用途(何に使うか)

十干は主に以下に用いられます。

① 暦

干支(かんし)の「干」の部分

例:甲子・丙寅など

② 四柱推命

生年月日時の本質・性質・運勢を判断

③ 方位・気の流れ

時の質・エネルギーの種類を表す

■ 十干の本質

十干は単なる記号ではなく、

👉 「気の性質そのもの」

👉 「万物の成長・変化のプロセス」

を表しています。

植物の一生に例えるなら:

発芽(甲)

成長(乙)

開花(丙)

成熟(丁)

実り(土)

収穫(金)

貯蔵(水)

という循環の法則です。

■ まとめ

十干とは、

宇宙のエネルギーを10種類の性質に分けて表したもの

であり、東洋占術においては

「人の本質・運命・時の質」を読み解く最重要基盤です。

五行(ごぎょう)ってなに? ― 世界は五つの力でできている ―

五行とは、この世界のすべては

木(き)・火(ひ)・土(つち)・金(かね)・水(みず)

という五つの力でできている、という昔の考え方です。

これは「材料」というより、ものの動きや性質(せいしつ)をあらわしています。

🌳 木(き) ― のびる力

木は、種から芽が出てぐんぐん大きくなるように、

成長・スタート・やる気をあらわします。

春のイメージです。

🔥 火(ひ) ― あつくなる力

火は明るくてあたたかく、まわりを元気にします。

情熱・元気・目立つことをあらわします。

夏のイメージです。

🌏 土(つち) ― ささえる力

土は植物を育て、どっしりと支えます。

安定・やさしさ・育てることをあらわします。

⚙️ 金(かね) ― ととのえる力

金は金属のこと。形を作ったり、切ったりできます。

ルール・整理・決まりごとをあらわします。

秋のイメージです。

💧 水(みず) ― ためる力

水は静かで、いろいろなものを潤します。

知恵・休むこと・がまん強さをあらわします。

冬のイメージです。

この五つはバラバラではなく、ぐるぐる回っています。

🌳 木は燃えて 🔥 火になり、

🔥 火が燃えたあと 🌏 土になり、

🌏 土の中から ⚙️ 金(鉱物)ができ、

⚙️ 金は冷えると 💧 水を生み、

💧 水は 🌳 木を育てます。

このように、おたがいに助け合って世界は動いていると考えます。

人の性格や体調、運の流れも、

この五つのバランスで変わるといわれています。

元気がありすぎると疲れ、

休みすぎると動けなくなるように、

ちょうどよいバランスが大切なのです。

五行とは、

「自然も人も、五つの力が仲良く働くと上手くいく」

という、とてもやさしくて深い知恵なのです。

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