🇯🇵 建国記念の日に寄せて
― 「はじまり」を思い出す一日 ―
2月11日は「建国記念の日」です。
この日は、日本という国の“はじまり”を心に刻む日とされています。
古事記や日本書紀によれば、初代天皇とされる神武天皇が橿原の地で即位された日が、現在の建国記念の日の由来と伝えられています。神話的要素を含みながらも、日本という国が長い歴史の中で培ってきた精神文化の象徴とも言えるでしょう。
■ 「建国記念日」ではなく「建国記念の日」
ここで大切なのは名称です。
“建国記念日”ではなく“建国記念の日”。
これは、史実として断定する日というよりも、
「国が始まったことをしのび、国を愛する心を養う日」として定められているためです。
つまり、祝うというよりも――
感謝し、静かに原点を見つめる日なのです。
■ 九星気学の視点から見る「国のはじまり」
九星気学では、「はじまり」は一白水星の象意に通じます。
闇の中の一滴の水。
小さくとも、そこから流れが生まれ、やがて大河となる。
建国とは、まさにその一滴。
見えない志から、国家という大きな形が生まれました。
個人においても同様です。
人生の転換期、事業の立ち上げ、新たな挑戦――
すべては静かな決意から始まります。
■ 私たちにとっての「建国」
建国記念の日は、
「日本が始まった日」であると同時に、
「自分自身の原点を振り返る日」でもあります。
・なぜこの道を歩んでいるのか
・どんな志を持って始めたのか
・今、その志は生きているか
立春を過ぎ、新しい気が巡り始めるこの時期。
自らの“建国”を問い直すには、誠にふさわしい節目です。
歴史は、積み重ね。
志は、受け継がれるもの。
この国が長きにわたり続いてきたのは、
目に見えぬ精神を大切にしてきたからでしょう。
建国記念の日。
静かに空を見上げ、
はじまりに感謝する一日としたいものです。
