五行(ごぎょう)ってなに? ― 世界は五つの力でできている ―

五行とは、この世界のすべては

木(き)・火(ひ)・土(つち)・金(かね)・水(みず)

という五つの力でできている、という昔の考え方です。

これは「材料」というより、ものの動きや性質(せいしつ)をあらわしています。

🌳 木(き) ― のびる力

木は、種から芽が出てぐんぐん大きくなるように、

成長・スタート・やる気をあらわします。

春のイメージです。

🔥 火(ひ) ― あつくなる力

火は明るくてあたたかく、まわりを元気にします。

情熱・元気・目立つことをあらわします。

夏のイメージです。

🌏 土(つち) ― ささえる力

土は植物を育て、どっしりと支えます。

安定・やさしさ・育てることをあらわします。

⚙️ 金(かね) ― ととのえる力

金は金属のこと。形を作ったり、切ったりできます。

ルール・整理・決まりごとをあらわします。

秋のイメージです。

💧 水(みず) ― ためる力

水は静かで、いろいろなものを潤します。

知恵・休むこと・がまん強さをあらわします。

冬のイメージです。

この五つはバラバラではなく、ぐるぐる回っています。

🌳 木は燃えて 🔥 火になり、

🔥 火が燃えたあと 🌏 土になり、

🌏 土の中から ⚙️ 金(鉱物)ができ、

⚙️ 金は冷えると 💧 水を生み、

💧 水は 🌳 木を育てます。

このように、おたがいに助け合って世界は動いていると考えます。

人の性格や体調、運の流れも、

この五つのバランスで変わるといわれています。

元気がありすぎると疲れ、

休みすぎると動けなくなるように、

ちょうどよいバランスが大切なのです。

五行とは、

「自然も人も、五つの力が仲良く働くと上手くいく」

という、とてもやさしくて深い知恵なのです。